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2014年 4月号 第52回「塔婆供養と造塔功徳②」

「卒塔婆」の文字自体には意味が有りません。

「卒塔婆」は、約して「塔婆」「塔」「仏塔」とも言いますが、「卒塔婆」の文字自体には意味が有りません。お釈迦様の遺骨を納めた聖なる建造物の事を古代インドのサンスクリット語でストゥーパと言い、それを漢字に音写したものが「卒塔婆」です。
因みにインド最古の現存ストゥーパは「サンチー第一塔」で紀元前三世紀頃にアショーカ王によって建てられ、今は世界文化遺産に指定されています。
前回ご紹介した、お釈迦様の遺言の中には、とても大切なことが二つ有ります。その一つがお釈迦様のストゥーパの礼拝供養には、花輪とお香と顔料と浄らかな心を持って礼拝しなさい。という部分です。「顔料」はインドの風習でいつもお墓をきれいにする塗料ですが、日本では「お水」にあたります。二千五百年前からの古代インドのお墓参りと今の日本のお墓参りが、まったく同じ作法である事に驚かされます。

  • 顔料:がんりょう
  • 浄らか:きよらか
  • 礼拝供養:らいはいくよう
  • 遺骨:いこつ
  • 卒塔婆:そとうば

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