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2021年4月11日 日曜日

お墓のギモン ~散骨ってなあに?~

皆さん、こんにちは!!

営業担当の佐藤裕基です。

 

現在、お墓(供養)のかたちも様々になってきて、それに伴いお骨の埋葬の仕方も多種多様になってきています。今回はその中でも、「散骨」についてお話させていただきたいと思います。

 

目次

そもそも散骨ってなぁに?

そもそも散骨とはどういうことを指すのでしょうか?厚生労働省の散骨に関するガイドラインによると、散骨とは、「墓埋法に基づき適法に火葬された後、その焼骨を粉状に砕き、墓埋法が想定する埋蔵又は収蔵以外の方法で、陸地又は水面に散布し、又は投下する行為」と記載されています。

 

かしこまった書き方で少し分かりづらいですが、要するとお骨を細かく砕いて、従来のお墓や納骨堂等以外にお骨を撒いたりする行為は散骨にあたるということですね。

 

散骨していい場所とダメな場所の違いは?

こちらも散骨のガイドラインによると、散骨の場所については以下のような条件があるようです。

 

① 陸上の場合:あらかじめ特定した区域(河川及び湖沼を除く。)
② 海洋の場合:海岸から一定の距離以上離れた海域(地理条件、利用状況等の実情を踏まえ適切な距離を設定する。)

 

陸上の場合河川湖沼は、生活用水として利用されることが多いので、適用区域から除外されているようです。特定した区域というのも既存の許可された墓地内や散骨場として認められた場所とのことですが、具体的には地方自治体によって異なるようですね。

 

海洋の場合の一定の距離以上離れた海域というものも、具体的に何㎞というような定義はうたわれておらず、現在は周辺の方々への配慮として、陸地から散骨行為が視認されないくらいの距離まで移動して行うことが多いようです。

 

どちらもより具体的な内容ではなく、地方自治体などの判断にゆだねている部分もあるようです。

 

散骨する際の注意事項は?

散骨をする際にまず気を付けなければならないことは、お骨と認識できないくらい細かく粉砕(粉骨)する必要があることです。また、焼骨には六価クロムという有害物質が含まれている場合があるので、六価クロムがもし検知されるような場合は中和をする必要があります。ここまでは散骨業者に散骨をお願いすれば対応してくれると思います。

 

そして一番重要なのは、散骨すると「お骨が無くなってしまう」ということです。当たり前のことでは?と思われる方もみえると思いますが、お骨も無くなってしまい、お参りする場所も無いため、本当に何も無くなってしまったと後悔された方の声を聞いたことがあります。

 

従来のお墓や永代供養墓等に埋葬した場合もいずれ風化していってしまうのですが、お参りする対象があり、そこに居る(そこにある)と感じ手を合わせることで得られる安心感や幸福感というものがそこにはあるのではないかなと思います。

 

弊社にお墓じまいを相談に来られる方の半数以上の方がお子さんなどを交えてお話をしておらず、一度話し合われることをご提案した結果、お子さんにお墓を継いでいく意志があり、お墓じまいはされなかったというケースが往々にしてありました。

 

ですので現在「お墓をどうしよう」「お骨の行き先をどうしよう」とお悩みの方は、まずは一度ご家族でお話し合いをされてみてはいかがでしょうか。また我々がお手伝いできることがあればいつでもご相談ください。

 

 

 

 

 

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