皆さん、こんにちは！
今回は先日、多治見市の共同墓地で行ったお墓のリフォーム工事の事例をご紹介したいと思います。

今回のお客様は、以前弊社がお墓の彫刻工事をご依頼いただいた方で、今回親族の方が亡くなられたためお墓に戒名を刻んで欲しいというご依頼でご来店いただきました。


こちらが工事前の写真です。弊社ではお墓の彫刻工事をご依頼いただいたお客様には無料でお墓の点検を行っているのですが、点検でいくつか気になる点が見受けられました。


まず1つ目はお墓が傾いていた点です。水平器をあてた写真を見てもらうと気泡が中央ではなく右に寄っているのが分かると思います。これはお墓が正面から見て左側に傾いている証拠であり、これくらい傾いていると一般のお客様が見ても傾いているのが分かるくらいの状態でした。


2点目にお墓が墓所の中央ではなく、左側に寄って建てられていた点です。石碑の周りにコンクリート製の外柵（お墓の周りの枠石やブロック等）があり、その周りにさらに石製の外柵がある状況からして、おそらくもともとはコンクリート製の外柵と石碑だけだったのが、後に石製の外柵を増築したため、位置がずれているのではないかと考えられます。


石碑が墓所の中央にないため、拝石（墓所内にある敷石）が入口から石碑に向かって斜めに設置してあり、こちらもバランスが少し悪い状態にありました。

このままではいずれ石碑が倒壊してしまうおそれもあったため、彫刻工事をするついでにお墓のリフォームもしてみませんかとご提案したところ、実はお客様も以前から気になっていたようで、それなら是非ということでお墓の彫刻工事と並行してリフォーム工事を行うこととなりました。


今回のリフォーム工事で行ったことは、大きく分けて
1.石碑の据え直し
2.古くなったコンクリート製の外柵の撤去
3.拝石の敷き直し
4.墓所内の防草作業、砂利の入れ替え　
の4つを行いました。

石碑の据え直しは、一度石碑を取外し基礎工事を行って土台を安定させ、その上に耐震性の接着剤を使用しながら据え直していきました。石碑を取り外す際にコンクリート製の外柵も撤去し、石碑を据え直し位置を墓所の中央に移動させた後、拝石が入口からまっすぐになるように敷き直しを行いました。最後に墓所全体に防草シートを敷設し、新しい砂利を敷き直して工事完了です。

写真のビフォーアフターを見るだけではなかなかその変化は分かりづらいかもしれませんが、工事を終えた状況を見られたお客様には、「こんなにキレイにしていただいてありがとうございました。見違えました。」とお褒めの言葉をいただけるほど喜んでいただけました。

お墓も住宅と一緒で建てて終わりではなく、より長く使ってもらうためには定期的にメンテナンスが必要です。かといって「うちのお墓はいい状態なのかそうではないのかよく分からない」という方が大半ではないかと思います。そういった方にはぜひ弊社で行っているお墓の無料点検をご利用いただき、現在お墓がどんな状態なのかを確認していただくことをおすすめしています。

お墓や供養の疑問はまず相談することからはじめてみてください！

皆さん、こんにちは！
今回は先日、名古屋市の市営霊園で行ったお墓じまい工事をご紹介させていただきます。

こちらのお客様は、弊社代表の知人の紹介でお電話をいただき、色々とお話をさせていただいた結果、お墓を片付けることを決められました。もともとの相談内容は、子供はいるが将来お墓のことを面倒見てくれる可能性が低く、自分達がまだ元気なうちに片付けておきたいので手続きの仕方から手伝って欲しいという内容でした。

弊社ではお墓を継いでくれる方がいる場合は、まずは全員で家族会議を開いていただくことを推奨しています。自分では「子供はお墓の面倒は見てくれないだろう」と思っていても、意外にそうではないことも多く、「子の心親知らず」というケースが多いからです。

今回の場合、お子様方も遠方に嫁がれていたりしていたため、「お墓を守っていくことが難しい」というお話をされたようで、嫁ぎ先のお墓に今あるお墓を引っ越しする案もご提案しましたが、それも難しいということで、結果としてお墓を片付けるという方向で話を進めることとなりました。


こちらが工事前の写真です。今回写真中央のお墓を片付けることとなりましたが、ご遺骨が埋葬されていないお墓だったため、申請のお手伝いは改葬の手続きは必要なく墓地管理者にお墓を返す返却手続きのみお手伝いさせていただきました。


お墓には誰も埋葬されていませんでしたが、お墓が出来た時に開眼供養（お墓びらき）をしていたため、お墓を片付ける際にはお精抜きをする必要がありました。開眼供養の時に依頼されたお寺とは現在一切お付き合いが無く、どこかお寺を紹介して欲しいというご依頼もあったため、今回弊社がいつもお世話になっているお寺様に出張でお精抜きをお願いしました。


名古屋市の市営霊園で今までお墓づくりをさせていただくことは幾度もありましたが、お墓を片付けるというのは弊社も今回がはじめてでした。お墓づくりのときも各工程で写真を撮影し霊園管理者に承認していただく必要があるのですが、お墓じまいの時にも同様の手続きが必要で、各工程を確認していただたいて無事工事が完了しました。

お墓じまいをして何も無くなってしまった光景は少しさみしさを感じますが、ご先祖様や故人様のために自分達ができる一番最適な供養の仕方はなんなのかということをご家族でじっくり考えていただいた上でのご決断であれば、それは何もせずお墓を無縁化させてしまうよりもよほど立派なご決断だと思います。

「お墓の悩みは誰に相談すれば分からない」というお声を耳にする機会もありますが、そのような際にはまずは我々にご相談していただけばと思います。供養のプロフェッショナルとして皆様のお力になれるよう全力でサポートさせていただきます！！

皆さん、こんにちは！
今回は、先日多治見市の共同墓地で行ったお墓のリフォーム工事をご紹介させていただきます。

こちらのお客様は、お住まいが弊社から近いこともあり以前より弊社のことをよく知ってくださっていて、そのご縁でご依頼をいただきました。




こちらが工事前の写真です。今回のご相談内容としては大まかに以下のような感じでした。
①お墓の通路の草取りが大変かつ雨降りの際にぬかるんでしまうのでどうにかしたい
②ブロック積みが一部破損してしまっているので、これ以上崩れてくる前に補修したい

①のお悩みについては、通路に土間コンクリートを打設することを提案し、②のお悩みについては、ブロック積みをすべてやり直す方法と、穴の開いている箇所のみコンクリートで簡易補習する方法を提案しました。結果、ブロック積みの方はとりあえず今回はできるだけ費用も抑えたいとのことだったので、通路の土間コンクリート打ちとブロック積みの簡易補修の工事を行うこととなりました。




冬場のコンクリートを使った作業は、気温の影響によりコンクリート中の水分が凍ってしまうおそれもあるため、凍結防止剤を使用したり、打設の時間を調整するなど細かい部分まで配慮が必要となります。

工事をした時期も朝方にはマイナスの気温になる時期だったので、温度管理には十分留意しながら作業を行いました。

ブロック積み部分については応急処置でコンクリート補修を行いましたが、地震や台風の影響により倒壊する恐れもあるため、お客様には今後もお墓を継承する方がいれば、いずれは全面的にリフォームされることをおすすめしました。

これからもよいお墓づくりをしていきたいと思います！！

皆さん、こんにちは！
先日、土岐市の共同墓地で、お墓の開眼供養（お墓開き）のお手伝いをさせていただきました。

当日は年末の時期だったのですが、日差しがあたたかく気候も穏やかで、コート無しでも大丈夫なくらいの陽気でした。



こちらのお墓は、中国産のAG213という石を使用しているのですが、細目～中目の間くらいの石目の白御影石で、国産の真壁小目に似た感じの石です。品質は安定していてG614系統の石と比べて吸水率も低く水はけもよいため、弊社でもよくつかわれる石種の1つです。

開眼供養が終わった後に、「なかなか勝手がわからずご迷惑もおかけしましたが、何とか無事に終わってほっとしています。ありがとうございました。」とお褒めの言葉をいただきました。

これからもよいお墓づくりをしていきたいと思います！

皆さん、こんにちは！
今回は先日、土岐市の共同墓地で行ったお墓づくり工事を紹介させていただきます。

こちらのお客様は、今回亡くなられたお父様のためにお墓を建てたいというご相談で、お寺様のご紹介でご来店いただきました。またそれ以外にも弊社でお墓づくりをご依頼していただいた理由の1つとしてそれ以前にも弊社の職人がお墓で工事をしている姿を見ていたそうで、その仕事ぶりもよかったからという理由もあったそうです。ご縁に感謝です。


こちらが工事前の写真です。後ろに並んでいるご先祖様方のお墓が傾いていたこともあり、お墓を据え付け直す案やご先祖様方のお墓を整理して墓誌にお名前を刻む案などもご提案させていただきましたが、そういったことは将来お墓を継いでいく息子さん方に任せるということで、今回は写真の赤線枠のところに新しく代々墓を建てる案を選択されました。


またお父様のご遺骨は墓所の後方に骨壺の状態で埋葬されていたそうで、ご遺骨を取り出して新しくつくるお墓への埋葬作業も同時に行いました。




ご遺骨の取り出しについては、数年前に埋葬されていたこともありお施主様も場所が定かではなかったそうで、取り出すのに少し苦労はしましたが、お墓の建て上げについては運搬車両が墓所のすぐそばまで行けたこともあり、比較的スムーズに作業を終えることができました。

今回、できるだけシンプルなお墓にしたいということで、お施主様のご要望により彫刻は花立部分の花柄彫刻を無しにして水鉢のご家紋彫刻だけにさせていただきました。

開眼供養は昨年末に執り行われました。またその状況もご紹介させていただければと思います。
これからもよいお墓づくりをしていきたいと思います！！