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1月, 2022 | %page_title% | %blog_title% - Part 3

多治見のお墓でリフォーム工事(多治見市脇之島町)

皆さん、こんにちは!
営業担当の佐藤裕基です。

年末に多治見市の市営霊園でお墓のリフォーム作業を行いました。

こちらのお客様は、以前弊社でお墓を建てさせていただいたお客様で、水鉢(お水受けがある石の置物)にヒビが入ってしまったので取り替えて欲しいとの依頼でした。


こちらが取替前の状態です。少し分かりづらいかもしれませんが、右上の方から縦にヒビが入っています。これはもともと見えないくらいの石の傷が、そこに水が入り凍ったりすると膨張しそれの繰り返しで大きなヒビになってしまったのではないかと思います。


同じ石がもう採掘できなくなってしまっていたので、石目の似た石(今回は福島県産の深山ふぶき石という石を使用しました)で代用をしました。

多少色が明るいですが、そこまで違和感のない感じになったのではないかと思います。

キレイになったお墓でこれからもお墓参りを続けていただければと思います!!

岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
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お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!

土岐のお墓でリフォーム工事

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
現場担当の佐藤です。

今年も石政の工事の状況をブログでお伝えできればと思います。
昨年末に、土岐市の共同墓地でお墓のリフォーム工事を行いました。

こちらのお客様は、営業担当がお墓で作業をしている時に声をかけお墓の相談をされたそうで、その縁あって今回依頼をしてくださったそうです。




こちらが工事前の写真です。巻石(お墓のまわりの石)が開いてしまっていますね。今回はこちらの巻石の据え直し作業をしました。




金具で補強がしていなかったため、一度巻石を取外して、補強金具で接続部を固定して据え直しをしました。また、接着がセメントだったため、今回耐震ボンドで接着をしました。




少し直すだけで印象が変わりますね!!
おそらくキレイになったお墓で新年のお墓参りをしていただけたのかなと思います。

これからも良いお墓づくりをしていきたいと思います!!


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2022年1月2日 日曜日

厄年の方は必見!? 厄払いと厄除けってなぁに?

あけましておめでとうございます!!
営業担当の佐藤裕基です。

早いものでもう1年が経ち、歳をとるとともに月日の早さを感じる今日この頃です。

新年最初のブログということで今回は、厄年の方必見??「厄払い」と「厄除け」のお話をさせていただきたいと思います

厄払いと厄除けの違いってなぁに?

「厄払い」と「厄除け」の明確な区別というものは実はないそうです。「厄払い」は神社、「厄除け」はお寺というのも聞きますが、両方行っている所もあるそうです。

意味合いとしては、「厄払い」は自分にとって良くないものを追い払ってもらう、「厄除け」は邪気や災厄が寄ってこないようにする、といったニュアンスなのかなぁと思いました。

神社ではどのようなことをやるの?

御神前(ごしんぜん)で大祓詞(おおはらえことば)が唱えられ、知らないうちに溜まった罪や過ち、心身の穢れ(けがれ)を祓います。

大祓詞では日本神話「天つ罪・国つ罪(あまつつみ・くにつつみ)という罪の内容とその罪を祓う方法が唱えられていて、一番最後に「祓へ給ひ清め給う事(はらえたまいきよめたもうこと)という言葉が出てきます。

「お祓い」という言葉は日本神話に登場する国造りの神、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻った時に、体についた穢れを海水で禊払い(みそぎはらい)をしたことが起源とされているそうです。



お寺ではどのようなことをやるの?

皆さんもテレビなどで見たことがあるかなと思いますが、真言宗・天台宗など密教系のお寺で行われる御護摩祈祷(おごまきとう)が有名ですよね。

御護摩祈祷はインド伝来の密教の秘法とされ、御護摩を焚くお堂には、真言宗の場合は不動明王が、天台宗の場合は元三大師(がんざんだいし)がご本尊として鎮座していることが多いようです。

ご本尊の御前には護摩壇(ごまだん)と呼ばれる台が組まれ、黄金色の容器に入った米、麦、豆、胡麻、お香などのお供物が並ぶ中、御護摩と呼ばれる炎が焚かれています。この炎の中に願い事が書かれた護摩木という特別な薪を投入して、厄除けや諸願成就をお祈りしていただきます。



お塩をまくことの意味はあるの?

塩をまくことは日本人にとって比較的馴染みのあることだと思います。私達もお家などを建てる前の地鎮祭のように、お墓を建てる前にお酒とお塩で土地のお清めをすることがあります。

この塩をまくという行為も、先程の話にもありました、日本神話の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が海水で禊払いをしたことが起源だと言われています。神道(しんとう)では死は穢れとされ、喪が明けるまで神棚を封じることがあるそうです。仏教にはこのような考え方はありませんね。

葬儀でお清めの塩が配られることがあるのは、明治維新で神仏判然令(神仏分離)が下される前、神様も仏様も同じ存在とされていた長い歴史の名残だと言われているそうです。


今年厄年の方もそうでない方も、昨年同様に今年も良い1年を迎えられることを心よりお祈りしています!!

 

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2022年1月1日 土曜日

社長のひとりごと ~第2回墓デミー賞~

新年あけましておめでとうございます。旧年中は、大変お世話になり、本当にありがとうございました。

私たちにとって昨年は、いつにも増してお墓づくりを通して多くのお客様とご縁をいただいた年でした。

さて、今回は「墓デミー賞」の大賞作品をご紹介したいと思います。「墓デミー賞」とは、墓デミー賞実行委員会が新型コロナウィルスの影響で、今まで当たり前に行けていたお墓参りが帰省の自粛でできなくなったり、「墓じまい」が加速する昨今、生きているものが向き合える場「お墓」が無意味に失われていくことを懸念して、お墓参りを「知る」「感じる」そして「行きたくなる」ような、お墓参りの写真と作文を募集し、優秀な作品を表彰するものです。


第2回墓デミー賞 最優秀作品賞
「もう、怒ってないよ」

Hに会いに行った。急に会いたくなった。感染症が拡大し、何処にも出掛けられない日々に疲れていた。たまには散歩でも、と思ってサンダル履きで出かけたら、街角の花屋に目を奪われた。

店先で咲き乱れる花々を眺めているうちに、ふと、「もう、会ってやってもいいかな」、そう思ったのだ。

そうだ、会って、文句の一つでも言ってやろう。花屋で元気が出そうなビタミンカラーを二つ束ねてもらい、コンビニで買い物を済ませ、タクシーに飛び乗った。

寺務所で場所を聞き、手桶に水を満たしてHの元へ向かう。江戸時代から続く由緒正しいお宅でねえ、という声が背中から追いかけてきた。それもまたHを苦しめたのだろうな、という思いを飲み込んだ。

コロナ禍が全国を襲い、教員だったHは、オンライン授業などで負担が増す中、次第に心を病んでいった。そしてある日、自らに手を掛け病院に担ぎ込まれたのだ。ショックを受けた妻子は去り、人との接触が厳しく制限される中、Hは孤独を極めていった。

家族が戻るまで何とか代わりを務めなくてはー来る日も来る日もHの話を聞いた。子供の頃のこと、学生時代のこと、家族のこと、仕事のこと・・・いつしか夏は終わり、秋が過ぎ、冬を迎えた。

スマホが鳴ってHからメッセージ。
「今夜は冷えますね。そちらはどうですか?」
「こっちも寒いですよ。来週いつ会えますか?」
返信したが、返事がない。日程を調整しているのだろう、と思いながら眠りについた。

Hの奥様から電話を頂いたのは、二日後のこと。
「Hが亡くなりました」
寄り添ってきたつもりが、死なせてしまった。私は一体何をしてきたのか。私の記憶はそこで途絶えている。心身を病み、起き上がれなくなった。悲しみと後悔、無気力、怒り、様々な負の感情に襲われた。

周囲を悲観のどん底に陥れたH。彼を赦すつもりはなかったが、半年後、何かに突き動かされるように花を買い、手桶に水を汲み、墓前に立った。

墓には彼の名も刻まれており、「長期の調査に出掛けたのだろう」という都合の良い妄想を打ち砕いた。手向けられたたくさんの花は、多くの人が死んだHに会いに来たことを物語っている。目の前に現実を突きつけられ、私は狼狽えた。

行き場のない感情を持て余し、彼の名を指で何度もなぞった。墓を洗い、花を供え、声に出して「バカ」と言ってみた。「ごめん。泣かないで」今にもそんな声が聞こえてきそうだった。

生きることに苦しみぬいたH。そちらはどうですか?もうT先生には会えましたか?返事はなかったが、線香の煙はまっすぐ夏空へ上がっていった。

先祖が子孫を見守るという信仰は、ある時代からこの列島に根づいている。墓は先祖と子孫をつなぐ場所という考えもあるだろう。ただ、そればかりではなく、墓は、互いに赦し、赦される場のような気もしている。「もう怒ってないよ」。この次は、もう少し大きな声で言ってやろうと思う。




いかがでしたでしょうか。お墓版GoToキャンペーン「お墓参りに行こう」。コロナ禍の今だからこそ、お墓とご先祖様を大切に思う気持ちを感じたいものですね。

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