岐阜県多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市で
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

岐阜県多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市でお墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社 まごころを刻む石屋 石政佐藤石材有限会社

文字の大きさ

電話受付時間9:00~18:00 年中無休 フリーダイヤル0120-25-2617
7月, 2021 | %page_title% | %blog_title% - Part 2

美濃加茂のお墓でお墓の据え直し工事

皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。

先日、美濃加茂の共同墓地でお墓の棹石(一番上の石)の据え直し工事を行いました。
こちらのお客様は、以前弊社でお墓を建てたお客様で、経年でお墓の棹石が少しずれていたので据え直しして欲しいと依頼がありました。

平成の初期の頃に建てたお墓だったので、目地が切れておりそこから水が浸入して、それが冬などの時期に膨張することでずれが生じていたのだと思います。戒名彫刻をするために石を工場に持って帰ってくることを想定して、少し接着箇所を少なくしていたことも原因だったのかもしれません。

まず、棹石を取外し接着面の汚れをキレイに掃除した後に、耐震用ボンドを付けて棹石を定位置に戻します。
今回の墓地はクレーン車が近くまで行けたため、自分一人で現地に行って作業をしました。

定位置に据え終わったら、最後に目地をキレイに入れ直して完成です。
無料点検も同時に行いましたが、他に特に補修が必要な箇所は無く、これは定期的にお墓参りに来られているからだと思います。

岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!

2021年7月23日 金曜日

お墓のギモン ~エフロレッセンスってなぁに?~

皆さん、こんにちは!!
営業担当の佐藤裕基です。

先日石政ブログで話題に上がった「エフロレッセンス」について今日は詳しくお話したいと思います。

エフロレッセンスてなぁに?


先日のブログでもお話しましたが、エフロレッセンス(以下エフロ)は、コンクリート中の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が水に溶けて石の表面に滲み出し、空気中の炭酸ガス(Co2)と反応することで炭酸カルシウム(CaCO3)ができ、これが乾燥して水分が蒸発し結晶化したものです。白い花のように見えることから白華とも呼ばれます。

これは1年を通していつも起こるわけではなく、冬の寒い時期に雨や雪が降った時だとか、少し肌寒い梅雨の時期などに起こることがあるそうです。


お墓の石にはどんな影響があるの?


表面に出てきたエフロ自体はスクレーパーなどで削り取れるので特に問題はないのですが、これが石の内部で起こる場合が問題があります。これをサブフロレッセンス(以下サブフロ)と言い、このサブは地下の、隠れたという意味です。

石の内部の微細な隙間の中でエフロになり、体積が膨張することで石の表面を押すようにして壊してしまうといったことが起きてしまうと、修繕するのには石を磨き直したりしないといけなくなるため、手間も費用もかかってしまい取り返しがつかなくなってしまいます。


エフロレッセンスが出ないための対応策はあるの?


エフロレッセンスが出ないように(出にくくする)するための対応策は3つあります。

1つ目は、寒い時期に出やすいので、施工時期をできるだけ暖かい時期に行うということです。これは法事の予定など納期が決まっている場合もあるので、そういった場合には難しい対応策となります。

2つ目はできるだけコンクリートやモルタルを使わない施工をするということです。こちらもお墓だけでなく一般的な構造物にはコンクリートがどこかしらで使われているので、なかなか難しいですが、お墓の場合では、補強や接着部分はボンド施工をできるだけ行う(乾式施工)ことなどにより、使用料は減らせることもあります。

3つ目は水の排水を良くすることです。お墓などは屋外にあるためどうしても雨水が浸透してきて内部に水分が溜まってくるのですが、この水分を上手く排水できる構造にしてあげることで、反応を少しでも抑えることができます。


今ではお墓でも当たり前に使われているコンクリートやモルタル、長く残っていくお墓にとっても施工の上で必要不可欠な存在であるので、その性質を理解し、悪影響を及ばさないようにこれからも設計や施工をしていきたいと思います。

岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!

2021年7月22日 木曜日

多治見のお墓でお墓の点検・調査

皆さん、こんにちは!!
営業担当の大竹です。

先日、以前多治見の共同墓地で弊社でお墓を建てさせていただいたお客様から、「お花立が欠けてしまっていたから修理するなど何とかして欲しい」というご依頼を受け、実際に現地に調査をしに行ってきました。

こちらが実際の写真です。見に行った時には定位置にありましたが、このような欠け方は下に落とさない限りならならいためお話を伺うと、「おそらく自分の後ろのお墓が今まで放置しっぱなしで、草も木も伸び放題だったのが急にキレイになっていたから、そこの掃除をしていた人がぶつけていったのではないか」という話でした。

たしかに後ろのお墓は業者がやったようなキレイさになっており、花立が欠けていたのも人が通れる通路側だけだったので、おそらく木などを運び出す時にぶつけて落としてしまったのではないかと思います。

しかし後ろのお墓の方はお客様もどこの誰かも知らないようで、さらにここのお墓には管理組合など管理している人がいないため、事件は迷宮入りしてしまいました。

真相は謎のままですが業者がやったことにしろお墓の持ち主がやったことにしろ、やはりお墓はご先祖様を供養する神聖な場所ですので、正直に申し出るなど争いごとにならないようマナー良く使っていただきたいですね。

岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!

土岐の県道でお地蔵様の移設工事

皆さん、こんにちは!!
現場担当の佐藤です。

先日、多治見から土岐方面に向かう県道の歩道脇にある、交通安全のお地蔵様の移設工事を行いました。

道路の車線を増やすために道幅を広げる必要があり、そこにお地蔵様が影響してくるため移設をお願いしたいと工事会社の人から依頼を受けたそうです。

こちらが工事前の写真です。写真では分かりづらいですが、このお地蔵様を下の台からすべてそのままもう少し奥の法面の上まで移設させます。

まず初めに、解体作業から行いました。すべてに石が使われているわけではないため、撤去しても良いコンクリートの部分だけ取り除き、石の部分は欠けないように慎重に取り外していきます。

次に移設先で、台石を据え付ける部分の基礎工事を行います。いつものお墓の工事の時と同様に、砕石を入れて転圧し、鉄筋を配筋し、コンクリートを打設します。

コンクリートが十分に固まったら、その上に台石から順番に据え付けていきます。こちらもお墓の工事の時と同様に、耐震用の接着剤と補強金具にて補強を行いました。

将来的には今までと同様にお参りできるように、法面の部分に階段が作られるそうです。少し場所は移動してしまいましたが、これからも街の道路の安全を見守っていていただきたいですね。

岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!

土岐のお墓でお墓のクリーニング工事

皆さん、こんにちは!!
現場担当の佐藤です。

先日、土岐の共同墓地でお墓のクリーニング工事を行いました。
こちらのお客様は弊社が行っているお墓の無料点検で、お墓の汚れをご指摘したところ、「自分でやるのは少し手間がかかるからお願いしたい」ということで、今回依頼をされたそうです。

今回は拝石(お墓の下に敷いてある石)の水垢除去と外柵(お墓の周りの石)のエフロ除去を行いました。

こちらが工事前の写真です。上の写真が拝石の水垢汚れの状況、下の写真が外柵のエフロレッセンスの状況です。

エフロレッセンスは、コンクリート中の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が水に溶けて石の表面に滲み出し、空気中の炭酸ガス(Co2)と反応することで炭酸カルシウム(CaCO3)ができ、これが乾燥して水分が蒸発し結晶化したものです。白い花のように見えることから白華とも呼びます。

エフロが発生した時の石に与える影響や、メンテナンス方法などはまたの機会にお話できればと思います。

拝石の水垢汚れは薬液を塗った後、ブラシ掃除で取り除き、外柵のエフロは薬液を塗った後、表面が磨いてある石だったのでスクレーパーとブラシで取り除きました。

ついでに外柵の拭き掃除と通路のコンクリート舗装の黒ズミ汚れの除去も行いました。35℃を越える猛暑日の中の作業だったので、日陰でこまめに休憩を取りながらの作業となりました。

キレイになったお墓にこれからも定期的にお墓参りに行っていただければと思います。


岐阜県 多治見 土岐 瑞浪 東濃
お墓を建てるなら石政佐藤石材有限会社

お墓豆知識は「マイタウンとうと」のページをご覧ください!